スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2020年11月25日

ノリエガとVz61について

こんばんは
ゾンビハンターでございます
変な使用例を探して三千里、今回はジャストコーズ作戦、パナマ侵攻ネタですね
もうすぐ12月なのでそろそろ記念日になります

パナマ国防軍に関しては前回多少は触れましたが、米軍の圧倒的な戦力によって、ほぼ組織的に抵抗できずに敗北しました…
そもそも人数だけで米軍が2倍以上いますからね…
加えて何台かは故障したとはいえシェリダンなどの機甲戦力の投入、制空権を取った上で航空戦力の爆撃などパナマに勝ち目はありません
イラク並の軍事力があれば多少善戦した可能性もありますが、そもそも国防軍は地上戦力も乏しく軽装甲車くらいしかないので…
パナマシティの地形を活かした市街地戦も建物ごと爆撃されてしまい、大半の兵士は降伏しました
民間人も爆撃の巻き添えを食らうなどして死傷者が出ています


ドキュメンタリーなどで資料残ってますが、降伏した兵士などが印象的


肝心のノリエガはバチカン市国への亡命を考えており、指揮系統も混乱していました
もぬけの殻になったノリエガの執務室
一度は持ってみたいパナマ国防軍最高司令官の肩書
ちょうど12月だったのでクリスマスの飾りがあるのが哀愁を誘いますね
肖像画はノリエガ夫人です
(訂正、正確には夫人と子供はキューバ大使を頼り、亡命待ち)
パナマ軍も米軍式なので誤射を防ぐために腕につける識別用の白の目印が独特


正確な場所は不明ですが、おそらく司令部武器庫
司令官不在ということもあってかほとんど抵抗せずに武器もそのまま置きっぱなしだったようです
写真の方は一枚目と同一人物
よくこんなに集めてたなと思うくらいのラインナップ
妙に古い銃ばかり
ノリエガ氏は骨董品も集めており日本の扇子とかを飾っている写真もありますので、憶測ですが銃も収集していたのかもしれませんね
なぜかモーゼルがやたらと多いですが、謎です


この写真も多分同じ部屋でしょう
ゲリラ活動をするために一部の兵士が自宅に武器を隠しそれが検挙されることもありましたが、反ノリエガの市民も大勢いたために泥沼状態になることはありませんでした


2枚目の写真の別角度
本題のVz61
これを装備しているパナマ国防軍は見たことはありませんが、2丁あるならば持っていても不思議ではないかもしれません
コウモリ外交のせいかやはり東側の武器は多いですね
この武器たちがどうなったのか知る術はありませんが、おそらく処分されているでしょう

ノリエガが早期に捕まったことが一番泥沼化を避けた要因であると思いますね…
特殊作戦などは別途記事を作るかもしれません
ということでおしまい  


Posted by ゾンビハンター at 20:41ガン解説

2020年11月25日

最初期のFBI HRTについて

こんにちは 
ゾンビハンターでございます
連日オールドLEの記事を掲載中ですが、今回も簡潔にHRTについての記事をば…
1983年に設立されたFBI HRTですが、他の法執行機関と比べると非常に軍特殊部隊との結びつきが強い部隊でもあります



訓練もそうですが、装備自体もΔに相当似通っていました
チャックノリスのデルタフォースを想起させる全身黒装備
プロテックのフルカットは鉄板アイテムですね


https://warrentactical.com/bio/
1990年代頃のHRT
こちらは90年代のVBSSシールズほぼそのままの装備
プロテックフルカットにフライトスーツ、UDTライフプリザーバー
写真のスコット氏はガチのレジェンドですね
現在でもそうですが、かなり訓練などは厳しいエリート部隊です
ギアに関してはABAの民間には卸してないようなアーマーがほんとにキツすぎますが、レプリカ作ればなんとかなるかもしれません
まぁ前にも書きましたが、現用以外はほぼ人気がなくて誰もやってないんですけどね…

https://www.shsu.edu/~pin_www/T%40S/sliders/2011/FBIagent.html
スコット氏の同期の方のインタビュー
FBI HRTもイラクなどで支援に回ることがありました
DEA FASTもアフガンとか行ってますね
その点ミリタリー要素が色濃く残っているなと感じます

コールドウォー飽きるまではオールドスクールネタが続くかもしれませんが、ご了承ください
ということでおしまい  


Posted by ゾンビハンター at 13:14ガン解説

2020年11月24日

FBIとトンプソンについて

こんばんは
ゾンビハンターでございます
今回はFBIとトンプソンという形で80年代前後のトンプソンについてですね


トンプソンはほんとに長い間FBIの主要な銃火器として運用されてましたが、70年代頃からほとんど廃棄されてしまいます
写真のようにいくつかはツアー用に残されたものの、数が少なかったようです
FBIの観光ツアーは有名ですが、日本人にはなかなか厳しい制限があるので憧れですね


トンプソンとFBI初代長官 フーバー氏
FBIのゴッドファーザーですが、ギャング狩り、赤狩り、ヒッピー狩りなど強権的な対応に批判も多いお方
あまりに長い在任で権力を持ちすぎた人ですね
映画アンタッチャブルの時代からベトナム戦争まで使われるなどトンプソンはほんとに名銃なのですが、現在では博物館行きの代物です



1980年代にはトンプソンに対する信頼から10mmに改修したトンプソンも試験的にはありましたが、結局MP5/10に取って代わられることに…
10mm自体も商業的に成功したとは言えずに廃れていきますが…
90年代に入る頃にはトンプソンが法執行機関で運用される事例は確認できる範囲では見受けられませんでした

エイリアン2ではパルスライフルのプロップガンとして採用されるなど面白い銃ですが、設定上ケースレスなのに薬莢飛びまくるのはネタにされてますね
マルイさんが第二次世界大戦の物を出さなくなった原因でもありますが、トンプソンはいい銃なので買いましょう
バカ売れしてたらM1A1以外のバリエも出た可能性は存在する…???

ということでおしまい
  


Posted by ゾンビハンター at 20:05ガン解説

2020年11月16日

PMCとMP5Kについて

こんばんは
ゾンビハンターでございます
今回はPMCとMP5Kについてですね
PMC装備は気楽ではあるので、ついついやりがちですが使用例交えての記事です

そもそもPMCって何使うの?

そもそもの話、PMC装備は自由度高いぜ銃何使ってもいいよみたいな風潮ありますが、実際はガチガチに装備固めると結構キツかったりします
米国資本のPMCではいわゆるAR15がミリフォトの8割方を占めており、その他の銃器はほとんど写ってません
SMGに関してはMP5シリーズ1強
写真のように車両を使う際にはFN MAGやその他PKMなどで武装していたりもします
軍隊と違って航空支援などは見込めず、孤立する可能性があるため軽機関銃は重要なんですよね
G36やSIGなどもありますが、基本的な装備を組みたいならあんまり向いてません
PMCと言ってもコンボイの護衛のためにガントラック持っているような会社もあれば、要人警護専門みたいな所もあったりするので業務形態は様々です
現地警察の教官を派遣している所もありますね

MP5Kの運用例


基本的に要人警護の場面で確認できます
MP5K PDWもありますが、普通のMP5Kの方が多かったりしますね
ミリフォト原理主義だとほとんど予備マガジンなども携行できないような軽装ばかりでサバゲーでは多弾使わないと厳しいのかもしれません…
サイトも付けてないシンプルすぎる運用なのでゴテゴテカスタムも向いてません


PMCではUZIやAUGなどは全く使えません
一部M12Sなどは見られますが、信頼性と調達の問題なのかやはりMP5が強い
イラク初期ぐらいだとブラックホークのギアが安牌で身分証明用のカードホルダーあれば尚良し

PMCのミリフォトはこつこつ集めてますが、なかには面白い物もあったりするので紹介するかもしれません
PMCの迷彩服は着ないっていうのは謎のお約束ですが、ロシアのワーグナーとかUAEと懇意のスピアーは普通に迷彩着ているので完全な決まりってわけでもありません
(ブラックウォーター社とかでも着用してたりはします)
前者はシリアで死者出しまくってるわ、後者でイエメンで暗殺も請け負うわで傭兵としての側面が強すぎるんですけどね…
UO装備との線引きも難しいですが、簡単そうに見えて奥が深い装備ジャンルだと思います

というわけでおしまい
  


Posted by ゾンビハンター at 18:01ガン解説

2020年11月09日

USMSのSMG事情について

こんばんは
ゾンビハンターでございます

今回も続けてオールドLE紹介
M635についてですね!
内容はうすめたカルピス並ですが、資料漁るのは面白いです

M635はMP5の後発な訳ですが、MP5が米軍でもよく採用されたのに対し、M635はほとんど採用なし
以前にも紹介しましたが、海兵隊のFASTくらいです…
一個前の記事にも記載しましたが、何枚かは写真が現存
https://www.gearpatrol.com/archive/a67573/defense-journal-fast-platoon/

MP5が優秀すぎたのと、既に普及していましたから配備を切り替えるほど魅力的ではなかったのが事実
米軍特殊部隊では運用例はほぼ見かけません
PMCでも運用例見かけません
元々法執行機関向けということもあり、現在でも一部の国のみ運用

M635は性能云々よりも操作性と部品がコルト社AR15.M16と共用できる物が多いことがセールスポイントですね
実際M16を使っていた人にはほぼそのまま扱えます
構えやすく反動も制御しやすい警察向けのカービンとしてDEA、USMSで運用されてました
その他一般の警官やSWATなどでも運用例あり
民間でも規制はありますが、所持ができるなど人気がある商品です

マーシャルの任務として囚人護送、証人保護など様々ありますが、コンエアーとかイレイザーなどは典型例ですね 


うーんかっこいい
現用装備は黒一色ではないですが、黒ずくめの特殊部隊は憧れです!


2004年 
一般保安官
USMS以外でも割と最近、R0991/R0992などの運用が見られたりします


女性捜査官
その他DSSでもボストンマラソンテロ事件で運用が確認されていたりと息が長いなとは思いますね

PCC(ピストルキャリバーカービン)自体もいろいろなメーカーが出してたりしますが、C-SOGなどが一部使っていたようで面白い

最近ではC-SOGはケルテックの手先なのかと思うくらいにはKSGやRDBを採用していたりします

というわけでおしまい
サバゲーでも特に有用性がある銃ではないですが、ロマンがありますねぇ
G&Pも最近また出回りだしたので、気になる方は如何でしょうか?

  


Posted by ゾンビハンター at 21:57ガン解説

2020年11月03日

DEAとSMG事情について

こんばんは
ゾンビハンターでございます
今回はピストルキャリバーの代表格 COLT 9mmSMGについてですね
以前にも紹介しましたが、多数の使用例あり
さっそく紹介していきましょう
量がかなり多いので主にDEAのみです

日本ではパナマカービンという通称がよく知られてますが、ジャストコーズ作戦時に海兵隊のFASTが使用していたことで有名
写真も何枚か残ってますね

ただほとんど写真の人物が携行しているのみで確認できる資料では大々的に使われていたものではありませんでした
FASTは米国施設、大使館など護衛の任務も担当していますので護身用火器かと思われます
DEAのFASTとは関係がありません

80年代のMP5の成功を受けて、COLT社が85年に投入したR0635
今の検索ではドルフロばっかり出てきますが、時代ですね…


80年代後半
DEAはかなりの数を採用
旧型P226がかっこいい!
DEAといえば、レオンやサボタージュなど若干創作で汚職が多いですが、実際は優秀な組織です


https://newyork.cbslocal.com/2011/01/15/feds-regret-invading-innocent-familys-ny-home/
記事は2011ですが、写真はもっと前です
レイドジャケットの捜査官が複数装備
90年代では標準的な物でした

見事な反動制御


こちらは以前紹介したDEA
これ以外にもCLETなどで運用がされていました
サプレッサー内蔵タイプも葉書とかでは見ますが、はっきり確認したことはありません
資料はコンバットマガジン、アームズマガジン、アメリカのGUN資料など大量にありますのでたぶん探せばあります

現在ではDEA内で見ないですが、使用例漁れば出てくるくらいには昔は豊富
ナルコスも履修して、麻薬組織を追いかけよう!

ということでおしまい
  


Posted by ゾンビハンター at 19:22ガン解説

2020年10月30日

米国におけるH&K製品のグリップについて

こんばんは
ゾンビハンターでございます
やっと土日ですね!
連日掲載中の80年代SMG事情ですが、今回はH&K社のSMGグリップ事情についてです
基本的に情報は広く浅くをモットーにしてますが、昔のLE事情は古いアームズマガジンなどが詳しいです(取材した分をまとめて売ってほしい)

FBIとMP5

H&KといえばMP5、MP5といえば握りやすいハンドガードですが、一部グリップをつけたカスタムも存在しました
今回は主にFBI HRTのカスタムMP5についてです

1983年に創設されたFBI HRTは主にMP5を採用していました
HRTの任務上人質を誤射しない正確な射撃が求められるため独特のカスタムグリップを着用しています
形状からしていわゆるギャングスタグリップに似ていますが、デルタとも関係があったためにこんな形になったのでしょうか?

立てこもり事件に出動することが多いため、割とメディアの露出も多いですが、1985年のドキュメンタリー

MP5A3とSD3を併用
その他の銃器も丁寧に説明されてます
初期のスリムハンドガードも集めるのキツいですが、装備自体もう完璧に揃えるのが難しいのでコスプレしている人は見たことがありません…
初期はかなりSEAL、CAGの影響を受けてます

1987年のアトランタ刑務所暴動

FBI SWATが例のグリップ付きMP5を装備
刑務所暴動は受刑者が無敵の人だったりするので、看守殺したり徹底的に抗戦しますから対応が大変です
まぁ看守も日常的に受刑者ボコボコにしたり、報復で殺したりもしますので、複雑な事情があったりします
そこに人種差別入ってきますから、ややこしい

幻のSMG II
フォアグリップが標準でついているのはMP5Kですが、1980年代といえばこいつ
JSSAPの要請によりMP5より高性能、調達コストが安価というSMGが求められました
SMGIを経てSMGIIが開発


実際にCAGに試験的ですが投入されてました
写真はそれらしい唯一の写真(GEARGUIDE.RUより)
結局のところ計画倒れで製品化までに至らず
ラリー・ヴィッカーズ氏のフェイスブックによると、隊員がMP5の代わりに使っていたそうですが予備部品足りなくなってH&Kに返されたそう
クルツの短さとSDの消音性を取り入れた欲張りセットですが、製品としては流産の可哀想な銃器です

おまけ UMPの採用
その後MP5 PIPなどを経て、UMPが完成
元々米軍特殊部隊向けに開発され、2005年にはODAに投入
以前にも紹介しましたが、何枚か写真が現存しています

UMPではフォアグリップは標準ではなくなりましたが、つけている隊員は多いです
すげーかっこいいですね
写真の隊員は残念ながら、戦死されてます

長い銃開発の歴史の中でフォアグリップをつけることによって、低コストで反動制御がしやすくなるため、多くの銃で備え付けられました
銃がここまで発展したのも、人体という最強の反動制御装置があったからで今後の銃開発も気になりますねぇ
反動がなくなったら、グリップもいらなくなるのでしょうか

今後も80〜90年代のSMG事情について作成予定ですが、80〜90年代LE装備集めるのはやっぱり苦しいですね…
流用できるレプリカはいくらか手持ちありますが、やっぱり実物は難しい… 
暇つぶし程度に参考になれば、幸いです
というわけでおしまい


  


Posted by ゾンビハンター at 22:45ガン解説

2020年10月29日

米国におけるUZIの運用例について

こんにちは
お昼です!
今回もUZIについてご紹介
前回は年代がはっきりしている物を紹介しましたが、今回は年代がはっきりしない物を紹介
UZIフォルダが火を吹きますよ!

「ウージー9 ㎜銃をくれ」
未来の殺人マシーンが指名するほどのスーパーマシンガン
普通民間ではバレルの法的規制がありますが、それは映画ということで…
(フルオートで使えるのは持ち出したあと改造したらしいですね)
代金100%OFFという腕白ぷりは何回見ても飽きません

本題に入る前に特殊部隊の事例を紹介

所属不明(シールズか?)
UZIはナム戦時に極小試験的に運用されていました
安定しやすい射撃性能と近距離での制圧能力は特殊部隊が求める物であったわけです
写真のように戦後もいくらか運用されていたような節はあります


7th SFG
80年代に入ると中南米諸国の重要性が上がり、軍事顧問としてUZIに習熟している必要がありました
友好国はもちろん、敵国もUZI使ってますから鹵獲品として使う可能性もあります
UZIを知ることは当時の情勢として妥当なことです

しかし結局の所、大口採用までは至らずに一部UZIカービンが海兵隊に使われただけでした
MP5が強すぎたんですよね…
https://picryl.com/media/a-marine-holds-an-uzi-9-mm-submarine-gun-during-a-familiarization-weapons-firing-94e39b

本題のアメポリ

モデスト警察が多くUZIを採用していました
ここは治安が悪いか良いかで言ったら、悪い方ですが凶悪犯罪に立ち向かうには近距離の制圧能力は必要でしょう



UZIは取り回しも良く、重量は重いものの犯罪者を制圧するには申し分ない銃でした
ライトをつけてシールドとの併用もできましたし、この状態で撃って当たるかはともかく十分な性能だったんですよね


その他90年代に入ってからもヘリパイロットの護身用火器として運用される例もあるなど、一定の人気はありました
真ん中の黒服はCATです

税関のヘリが映ってますが、おまけ程度にご紹介

どこの国でも、警察が反社会組織と変わらないくらいコワモテなのは同じなのでしょうか
1980年代頃のマイアミ
場所と得物からして、税関のCETでしょう
AUGは米国での軍や法執行機関での採用にあんまり成功したとは言えないですが、税関では採用されてました
マイアミは麻薬の流通が酷いですし、麻薬を持っている売人が見つかった時に何するか分からないですから重武装なんですよね
人が集まる場所ということで空港でのテロが頻発してからはどこも警備厳重にしてますし、麻薬戦争も酷かったですから警戒しているのも当然

話を戻して州や市によって財力が違うため、SWATの装備にも影響してきますが、アメリカは反警察感情が激しいですから予算減らされるのは可哀想ですね…
日本では〇〇県警は無能だから、給料減らせ!とかデモは起きないですが、アメリカではBLM運動で予算削られるのが現実に起こっているわけで…
身体張って職務に当たっているのに真面目な警官が巻き込まれるのはほんとに残念です…

ということでおしまい




  


Posted by ゾンビハンター at 13:00ガン解説

2020年10月28日

80年代におけるSMG事情について

こんばんは
ゾンビハンターでございます
今回は80年代のSMG事情についてですね
主にMACとUZIについてです



1977年のルフトハンザ航空181便ハイジャック事件以降、世界中の特殊部隊によって使われるようになったMP5
それからSMGの王者として長らく君臨するわけですが、80年代ではMAC、UZIも人気でした
UZIはイスラエルのIMIが作っており、政治的な理由もあってかドイツ連邦軍のMP2として採用されるなどなかなか優秀
米国関係に限りますが、古い順に使用例交えつつご紹介


https://digitalcollections.library.gsu.edu/digital/collection/ajc/id/6657/rec/137
1981年 SWAT
クソデカサプレッサー付きのMAC10を装備
サプレッサーをつけることによって、若干の消音効果とサプレッサーを握って射撃安定性が向上
元々の製造元が潰れてから、製造権が移った会社が次々潰れるなどなかなか恵まれない銃ではありますが、小型のため法執行機関の一部で運用はされてました
今回は触れませんが、一部ナム戦時も特殊部隊で使用例あり(過去記事参照)
価格的にも優秀で高価なMP5より調達はしやすかったようです
 
一応近年でもタイでクローンが運用されているなど、優秀な銃です
設計か古すぎるのと射撃に習熟が必要な点がどうしても欠点ですが、ピカティニーレールなんていらないんだよ!


お次は超有名なレーガン大統領暗殺未遂事件
シークレットサービスがUZIを携行しているのがはっきり確認できます
UZIも信頼性が高く、アメリカがイスラエルとズブズブの関係なので護身用火器としての地位を確立
よく「スーツからUZIを出した」と言われますが、実際にはブリーフケースから出したと思われます
UZIも一応キャリーはできますが、出したシーンが明確にはない
かつブリーフケースを所持していた人が、UZIを持っている時にはブリーフケース空になっているんですよね(右端)
動画で確認できますが、ストック展開にもたついている所など結構話題になったような

ケース自体はMP5Kコッファーのようになっていませんね
これ以降大統領が暗殺されそうになる事態も幸運なことに滅多にありませんが、今はどのような銃を持っているのか気になります

その他UZIが使われた事例
シークレットサービスがこちらでも使用
1983年でも複数の運用例あり
ここのゴルフ場一回は行ってみたいですけども、名士しか入れないので無理ですね…
https://www.thefirearmblog.com/blog/2020/05/19/potd-secret-service-in-the-augusta-national-golf-course-incident/


最後にパナマ侵攻

1989年 12月 ジャストコーズ作戦
パナマ侵攻はあまりにも電撃作戦だったのと、徹底的な情報統制によりそんなに資料残ってないですがこちらの写真

複数のMACとMiniuziの2ショット
米軍側ではなく、パナマ側の武器庫かと思われます
とはいえかなり貴重な写真
アキンボを見たらMW2を必ず思い出しますが、CWではどうなるでしょうか?


パナマ国防軍はBO2で登場しましたが、実際はアメリカと元々ズブズブだった関係で装備はアメリカ式です
ノリエガおじさん死んでから久しいですけども、アメリカとの蜜月関係が続いていたらどうなっていたのかと気になりますね

MACシリーズはマルイさんKSCさんで今でも手に入りやすいですが、UZIはミニ、マイクロも含めて手に入りにくいという理不尽さ
電動UZIは特殊すぎて誰も直せないレベルですし、
エアコキでは物足りない
ガスはWAさんのミニウジかKWCさんくらいしかないという…
今後の新規の開発に期待です!
テロリスト、ギャングの銃といった印象は覆るものではないとは思いますが、こういう時代もあったというのをご紹介しました

ということでおしまい
  


Posted by ゾンビハンター at 21:15ガン解説

2020年07月16日

アメポリとサブマシンガンについて

こんにちは
ゾンビハンターでございます
本日お休みなので投稿
今回はアメポリサブマシンガン列伝ということでフォルダ整理したものをご紹介
基本的には一部使われているだけというのもありますので、ご理解いただけると助かります
なんでSMGかというと自分が装備組みたいからですハイ
(MP5はいくらでも出てくるので一部のみです)

コルト 9mmSMG

ということでまず一発目
RO635ですね
ARに慣れたユーザーが使うためにMP5の対抗馬として運用されました
実際昔に使っている写真は多いですね
一枚目はDEAです
シティカモパンツ履いてますが、この時代は結構法執行機関でも履いている方多かったような
海兵隊とかでも上下履いている方もいましたね
そこらへんは整理終わったら順次出していこうと思います


2000年代のESU
ESUといえば、個人的には映画レオンの重武装黒服が思い浮かびますね…
DEAと勘違いされがちですが、ESUの装甲車に乗ってくる、負傷し変装したレオンに第3分署か?と聞くのでESUだと思われます
まぁちゃんとした格好もいるのになんであんなに変な装備なのかは分かりませんが…
DEAのムキムキお兄さん9.11で死んでしまったのは悲しいです
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Keith_A._Glascoe

2 UMP45
昔にも記事にしましたが、最近の使用例をちょこっと紹介
結構昔9は混ざっていましたが、近年見かけるのは45の方ですかね…

https://www.bbc.com/japanese/36514143
2016年 フロリダ州オーランドでの銃乱射事件
警官がメット被っていて助かったなど結構印象的な事件でした


2018年 私服にUMPはかっこいい
こちらも結構悲惨な事件でしたね…
https://www.nytimes.com/2018/10/27/us/robert-bowers-pittsburgh-synagogue-shooter.html


https://www.meridenct.gov/city-services/police/police-operations/special-operations-swat/swat-photos/
UMP45と通常のMP5は一応は棲み分けができているのでそこまで競合はしてない様子ですが、MP5はどんどん追いやられますね…
古い物を更新するのは当然ですが

一部州では40、45仕様のMP5も見られましたが、ここは置き換えが進みました

UMPの使用例はかなりありますし、エアガンも揃えやすいですからちょっと変わったチョイスをしたい方はオススメですね

3 MP7
あんまり知られてないですが、LAPDにて一部配備されてます
2013年頃から噂がたちまして白バイに実際配備されているようです
https://www.google.com/amp/s/www.thefirearmblog.com/blog/2014/12/29/lapd-issue-hk-mp7s-motorcycle-k9-patrol/amp/


昔はMP5括り付けたバイクもあってカッコ良かったですけど、時代ですね
A5も混ざっていてバラバラですが
写真はカリフォルニアです


2016年のUCLA銃乱射事件の際確認済
名門大学なんですけど、教授撃ち殺して自身も自殺するというエグい事件です
K9ハンドラーが持ってますが、実際アームズマガジンかコンマガだったか忘れましたが、取材とか特集みると配備されているようです
CRYE LACにファーストスピアは眩しい

最近は若干創作寄りの方が増えたような気がしますが正統派で攻めてもいいし、サボタージュみたいな愚連隊のワルワルで攻めてもいいと面白いですね…
個人的には昔の装備が人気出てレプリカ出てくれたら嬉しいのですが(高い、誰もやらない)

というわけでおしまい

  


Posted by ゾンビハンター at 14:48ガン解説