2020年11月25日

ノリエガとVz61について

こんばんは
ゾンビハンターでございます
変な使用例を探して三千里、今回はジャストコーズ作戦、パナマ侵攻ネタですね
もうすぐ12月なのでそろそろ記念日になります

パナマ国防軍に関しては前回多少は触れましたが、米軍の圧倒的な戦力によって、ほぼ組織的に抵抗できずに敗北しました…
そもそも人数だけで米軍が2倍以上いますからね…
加えて何台かは故障したとはいえシェリダンなどの機甲戦力の投入、制空権を取った上で航空戦力の爆撃などパナマに勝ち目はありません
イラク並の軍事力があれば多少善戦した可能性もありますが、そもそも国防軍は地上戦力も乏しく軽装甲車くらいしかないので…
パナマシティの地形を活かした市街地戦も建物ごと爆撃されてしまい、大半の兵士は降伏しました
民間人も爆撃の巻き添えを食らうなどして死傷者が出ています


ドキュメンタリーなどで資料残ってますが、降伏した兵士などが印象的

ノリエガとVz61について
肝心のノリエガはバチカン市国への亡命を考えており、指揮系統も混乱していました
もぬけの殻になったノリエガの執務室
一度は持ってみたいパナマ国防軍最高司令官の肩書
ちょうど12月だったのでクリスマスの飾りがあるのが哀愁を誘いますね
肖像画はノリエガ夫人です
(訂正、正確には夫人と子供はキューバ大使を頼り、亡命待ち)
パナマ軍も米軍式なので誤射を防ぐために腕につける識別用の白の目印が独特

ノリエガとVz61について
正確な場所は不明ですが、おそらく司令部武器庫
司令官不在ということもあってかほとんど抵抗せずに武器もそのまま置きっぱなしだったようです
写真の方は一枚目と同一人物
よくこんなに集めてたなと思うくらいのラインナップ
妙に古い銃ばかり
ノリエガ氏は骨董品も集めており日本の扇子とかを飾っている写真もありますので、憶測ですが銃も収集していたのかもしれませんね
なぜかモーゼルがやたらと多いですが、謎です

ノリエガとVz61について
この写真も多分同じ部屋でしょう
ゲリラ活動をするために一部の兵士が自宅に武器を隠しそれが検挙されることもありましたが、反ノリエガの市民も大勢いたために泥沼状態になることはありませんでした

ノリエガとVz61について
2枚目の写真の別角度
本題のVz61
これを装備しているパナマ国防軍は見たことはありませんが、2丁あるならば持っていても不思議ではないかもしれません
コウモリ外交のせいかやはり東側の武器は多いですね
この武器たちがどうなったのか知る術はありませんが、おそらく処分されているでしょう

ノリエガが早期に捕まったことが一番泥沼化を避けた要因であると思いますね…
特殊作戦などは別途記事を作るかもしれません
ということでおしまい




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Posted by ゾンビハンター at 20:41 │ガン解説