2016年10月17日
大激戦 クンドゥーズの戦いについて
こんばんは ゾンビハンターでございます
今回はアフガニスタンで起こったタリバンVS政府軍の長期戦闘についてです
戦闘の舞台となったのはそこそこ大きなアフガニスタン北部の都市 クンドゥーズ市
ここの地形は台地なので守りやすい所なのですがタリバンシンパも多くタリバン側としては攻めやすい面もあります
そのため勢力拡大のため大攻勢 アズムが始まり2015年の春から本格的に攻撃が行われます
戦力的には初期からアフガニスタン政府軍優勢なのですがアフガニスタン政府としては少しでも戦力が削られると支援してもらっている諸外国から叩かれるので地元の民兵中心に戦力は構築されてました
アフガニスタン政府は失業対策にパートタイマー警察官を雇っているので地元の政府派民兵集団を月収いくらで戦力に組み込んだわけです
PMCと同じで正規軍の戦力を削るわけではないためせこいですが賢いやり口ですね
そのためIDだけ持った制服も着てない民兵がうろついているのが画像で確認できます
対してタリバン側は人数はかなり劣ってますが戦闘なれした戦闘員なども多く戦った政府軍を痛めつけるという噂から士気の低い政府軍相手に快進撃
戦力的には三倍以上を相手にしているのにも関わらず9月28日に三方向から機動力を活かして前線を突破
市中心部を占拠します
(明らかに白人っぽいタリバンが混ざってます)
装備もマルチカムとおしゃれです
政府派民兵は迫撃砲の砲弾代などが政府から支払われないことなどを理由にあっさり撤退
残った政府軍守備隊もクンドゥーズ空港に撤退
翌日反抗作戦を行いますが逆に包囲されました
州知事はヨーロッパに亡命を図ろうとし即刻解任
アフガニスタン政府軍も黙っているはずもなく増援にANPや、アフガニスタン陸軍やANAコマ部隊を投入します
この時のANAコマンドはマルチカム迷彩などそれなりに良いものを着用してますがUCPやウッドランドを着た兵士もいるのがアフガニスタンらしいですね
トラック一杯の兵士800名の兵士を送り込みますが台地のため侵攻ルートが絞り込まれ地雷や待ち伏せで増援部隊は市内には入れませんでした
結局はアメリカ側からグリーンベレー、イギリスからSBSが派遣されることになります
10月始めから激しい市街地戦が展開されますます戦力的に不利なタリバンでしたが市内北部のバラ・ヒサール要塞に立てこもりながらゲリラ戦を開始
政府側民兵のふりをして奇襲をしたり奪った豊富な武器を使って籠城戦をします
敵味方入り乱れた戦闘だったためアメリカ空軍のJTACもほぼ無差別に爆撃
クンドゥーズ病院も爆撃され現地入りしていた国境なき医師団も死亡することになりました
現在ではなんとか行政機能は取り戻してますが小競り合いは続いています
州知事の逃亡や無差別爆撃などいろいろ問題が浮上した大規模戦闘についてでした
(画像に問題があれば削除いたします)
今回はアフガニスタンで起こったタリバンVS政府軍の長期戦闘についてです
戦闘の舞台となったのはそこそこ大きなアフガニスタン北部の都市 クンドゥーズ市
ここの地形は台地なので守りやすい所なのですがタリバンシンパも多くタリバン側としては攻めやすい面もあります
そのため勢力拡大のため大攻勢 アズムが始まり2015年の春から本格的に攻撃が行われます
戦力的には初期からアフガニスタン政府軍優勢なのですがアフガニスタン政府としては少しでも戦力が削られると支援してもらっている諸外国から叩かれるので地元の民兵中心に戦力は構築されてました
アフガニスタン政府は失業対策にパートタイマー警察官を雇っているので地元の政府派民兵集団を月収いくらで戦力に組み込んだわけです
PMCと同じで正規軍の戦力を削るわけではないためせこいですが賢いやり口ですね
そのためIDだけ持った制服も着てない民兵がうろついているのが画像で確認できます
対してタリバン側は人数はかなり劣ってますが戦闘なれした戦闘員なども多く戦った政府軍を痛めつけるという噂から士気の低い政府軍相手に快進撃
戦力的には三倍以上を相手にしているのにも関わらず9月28日に三方向から機動力を活かして前線を突破
市中心部を占拠します
(明らかに白人っぽいタリバンが混ざってます)
装備もマルチカムとおしゃれです
政府派民兵は迫撃砲の砲弾代などが政府から支払われないことなどを理由にあっさり撤退
残った政府軍守備隊もクンドゥーズ空港に撤退
翌日反抗作戦を行いますが逆に包囲されました
州知事はヨーロッパに亡命を図ろうとし即刻解任
アフガニスタン政府軍も黙っているはずもなく増援にANPや、アフガニスタン陸軍やANAコマ部隊を投入します
この時のANAコマンドはマルチカム迷彩などそれなりに良いものを着用してますがUCPやウッドランドを着た兵士もいるのがアフガニスタンらしいですね
トラック一杯の兵士800名の兵士を送り込みますが台地のため侵攻ルートが絞り込まれ地雷や待ち伏せで増援部隊は市内には入れませんでした
結局はアメリカ側からグリーンベレー、イギリスからSBSが派遣されることになります
10月始めから激しい市街地戦が展開されますます戦力的に不利なタリバンでしたが市内北部のバラ・ヒサール要塞に立てこもりながらゲリラ戦を開始
政府側民兵のふりをして奇襲をしたり奪った豊富な武器を使って籠城戦をします
敵味方入り乱れた戦闘だったためアメリカ空軍のJTACもほぼ無差別に爆撃
クンドゥーズ病院も爆撃され現地入りしていた国境なき医師団も死亡することになりました
現在ではなんとか行政機能は取り戻してますが小競り合いは続いています
州知事の逃亡や無差別爆撃などいろいろ問題が浮上した大規模戦闘についてでした
(画像に問題があれば削除いたします)