2016年12月10日
米特最新事情 現在進行中のモスル奪還作戦について
今回はモスル奪還作戦に従事する米特についてですねー
12月現在の最新情勢も交えていきますよー
現在の情勢を一言で表せば、ISIL超劣勢ですね
まず始めに場所から行きますとイラク北部にあるモスル奪還が現在の目標です
(AMPから引用)
ここは石油がよくとれるということから2014年からISILに実行支配されています
ISILの主な資金源は、トルコなどに石油を密輸入することで得られてますのでここを潰せばISILに大打撃が与えられます
そんなわけでイラク政府軍、ペシュメルガなどは10月から本格的にモスル攻めを決行
米特もそれに呼応して、ISILに少数ながら攻撃を仕掛けてます
こちらはカールグスタフ砲(M3?)でISILを攻撃する米特隊員
11月とはいえあちらはクソ暑いため半袖です
長袖の隊員も結構多いですけども
米特がこちらで使用している車両は、MーATV(M1245)のようですね
ハンヴィーの代わりに次世代輸送車両として期待されている車両です
M153 CROWS IIを整備する米特隊員
RPGを防ぐための分厚い後部ハッチも最近の車両の特徴ですね
ちなみにイラク政府軍が使用するお下がりハンヴィーはカックカクになってます
見た目は失礼な話ダンボールを貼り付けたような外見ですが防御力は向上してそうです
(こうでもしないといけないのは軍事用車両として悲しいことですね
道端に転がっている車両の残骸は大抵ハンヴィーですし)
一応MRAPなども払い下げられているのですが、既存の車両を改造して運用しないといけないくらいには車不足、裏を返せばそれくらい大所帯ということです
反ISIL派民兵が使うテクニカルの中には例の企業ではなく日産のものも…
CMなどで流れているキャッチフレーズが洒落になりませんね
戦況に話を戻しますと、北部と南部からクルド人が、東部からイラク政府軍がモスル市内を包囲
西部はISILの補給線が通ってましたが、11月23日にはシーア派民兵が補給線を途絶
怒れる民兵とイラク政府軍によってモスル市内は完全に包囲されています
12月6日にはモスル市内中央を流れるチグリス川まで到達
市内東部は占拠できました
人数的には、10万対8000人くらいの人数比のためISILの圧倒的不利なんですがイスラム教系住民(キリスト教系の住民は占領時に追い出したため)、つまりは信仰が同じ民間人を盾にして現在も市内西部で抵抗中
IEDや自爆攻撃で多少の戦果は出していますが制圧されるのは時間の問題とされてます
ここで米特的に重要なのが幹部クラスを生け捕り、もしくは殺すことができるのかですね
いくら下っ端が死んでも幹部クラスが殺せないことには成果は出ません
補給線が途絶される前に早々に幹部クラスは脱出したとも噂もあるため目下米特は捜索中
カナ特なども現地入りして探しているようですね
テロリストの代名詞ともいえるISILがここまで弱体化したのは、やはり昨今の石油価格が原因ですかね
石油自体がシェールガスなどの登場で揺らいでいますから密輸で儲けていたISILも資金に余裕がなくなってきました
奴隷ビジネスや臓器販売でISILの全資金を賄うのは無理な話です
イラク軍から鹵獲した兵器や銃もかなり消耗しているらしいので武器を買うお金を飛んでいきますからISILは現在全盛期の55%くらいの勢力しか維持できていないとされてます
まとめとして年末に向けて更に混沌と化していく中東情勢に目を向けて行きたいと思いますので今後も気になる方はご覧ください
(画像に問題があれば削除いたします)
12月現在の最新情勢も交えていきますよー
現在の情勢を一言で表せば、ISIL超劣勢ですね
まず始めに場所から行きますとイラク北部にあるモスル奪還が現在の目標です
(AMPから引用)
ここは石油がよくとれるということから2014年からISILに実行支配されています
ISILの主な資金源は、トルコなどに石油を密輸入することで得られてますのでここを潰せばISILに大打撃が与えられます
そんなわけでイラク政府軍、ペシュメルガなどは10月から本格的にモスル攻めを決行
米特もそれに呼応して、ISILに少数ながら攻撃を仕掛けてます
こちらはカールグスタフ砲(M3?)でISILを攻撃する米特隊員
11月とはいえあちらはクソ暑いため半袖です
長袖の隊員も結構多いですけども
米特がこちらで使用している車両は、MーATV(M1245)のようですね
ハンヴィーの代わりに次世代輸送車両として期待されている車両です
M153 CROWS IIを整備する米特隊員
RPGを防ぐための分厚い後部ハッチも最近の車両の特徴ですね
ちなみにイラク政府軍が使用するお下がりハンヴィーはカックカクになってます
見た目は失礼な話ダンボールを貼り付けたような外見ですが防御力は向上してそうです
(こうでもしないといけないのは軍事用車両として悲しいことですね
道端に転がっている車両の残骸は大抵ハンヴィーですし)
一応MRAPなども払い下げられているのですが、既存の車両を改造して運用しないといけないくらいには車不足、裏を返せばそれくらい大所帯ということです
反ISIL派民兵が使うテクニカルの中には例の企業ではなく日産のものも…
CMなどで流れているキャッチフレーズが洒落になりませんね
戦況に話を戻しますと、北部と南部からクルド人が、東部からイラク政府軍がモスル市内を包囲
西部はISILの補給線が通ってましたが、11月23日にはシーア派民兵が補給線を途絶
怒れる民兵とイラク政府軍によってモスル市内は完全に包囲されています
12月6日にはモスル市内中央を流れるチグリス川まで到達
市内東部は占拠できました
人数的には、10万対8000人くらいの人数比のためISILの圧倒的不利なんですがイスラム教系住民(キリスト教系の住民は占領時に追い出したため)、つまりは信仰が同じ民間人を盾にして現在も市内西部で抵抗中
IEDや自爆攻撃で多少の戦果は出していますが制圧されるのは時間の問題とされてます
ここで米特的に重要なのが幹部クラスを生け捕り、もしくは殺すことができるのかですね
いくら下っ端が死んでも幹部クラスが殺せないことには成果は出ません
補給線が途絶される前に早々に幹部クラスは脱出したとも噂もあるため目下米特は捜索中
カナ特なども現地入りして探しているようですね
テロリストの代名詞ともいえるISILがここまで弱体化したのは、やはり昨今の石油価格が原因ですかね
石油自体がシェールガスなどの登場で揺らいでいますから密輸で儲けていたISILも資金に余裕がなくなってきました
奴隷ビジネスや臓器販売でISILの全資金を賄うのは無理な話です
イラク軍から鹵獲した兵器や銃もかなり消耗しているらしいので武器を買うお金を飛んでいきますからISILは現在全盛期の55%くらいの勢力しか維持できていないとされてます
まとめとして年末に向けて更に混沌と化していく中東情勢に目を向けて行きたいと思いますので今後も気になる方はご覧ください
(画像に問題があれば削除いたします)